代償動作 その②
皆様、こんにちは。寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? マスク着用&うがい・手洗いで風邪などを予防、服装での温度調整、食事・睡眠での健康管理、できる事をおこない、元気に過ごしていきましょう(^-^)
今回は代償動作の第二弾です。
動かすべき所とは別の部分を使ってしまう代償動作。これをしみじみ感じるのは、デイサービスで利用者さんとの両手引き歩行時。一人では歩けない方が介助者の両腕を支えに歩くのですが、自由に脚が動かない方ほど、介助者の腕を掴む力が強い、強い!
本当に血流が止まるんじゃないかと思う程、こちらの腕を強く握りしめます。
そして、ご本人にはその自覚は全くありません。
脚と腹筋が弱い方は、その傾向が強いです。
でも、私も気付くと似たような事をしています。それは、電車の中。吊革につかまる手に異常に力が入っていることがあります。そんな時、腹筋はゆるゆる、足裏は支点が定まらず床を掴むように立っておらず、非常に不安定。電車が揺れたら、体もブレブレに揺れてしまいます。
が、前方トライアングルと内転筋を意識し、股関節のY字を安定させると軸のブレが修正されます。
無意識だと、まだまだ抜けてしまうのが悲しいですね…(T_T)
エクササイズ中でなく、日常生活でも、このように代償動作をおこなっていることは数多くあると思います。思い返してみたら、美しい見本を見せてピラティスを教えてくれた先生でも、指導中に頭部前方変位の状態になっている事がありましたからね。うん、うん、仕方ない(←コラコラ、安心するな(^-^;)
やはり地道に階段を一段一段のぼるように地道に続けて、体にしみ込ませていくしかないですね。
メンバー様と共に、頑張ります!
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