タレ尻の理由
若い頃、Gパンをすっきり美しく履きたかったのですが、タレ尻のため、ヒップ下にシワが入り、どうやっても美しく履くことができませんでした。自分では「典型的な日本人体形のせい」と思っていました。もちろん、それも大きな理由です。
が!もっと大きな理由は『姿勢』でした。
ピラティスを始めて、学んだ『不良姿勢』。脊柱のアライメントの崩れにより起こる不良姿勢。一般的にも知られているものは『猫背』かな…。
私の場合は『スウェイバック』でした。
モモの背面側(ハムストリングス)が短く、反対にお腹からモモの前側(股関節屈曲筋群)が長くなっている姿勢。これは、ぽっこりお腹とタレ尻になりやすい姿勢です。腹筋もゆるゆるでした。
長年この姿勢で過ごした為、いまだに腹筋の土台である骨盤底筋を意識するのが難しい!でも意識を変えなければ、何も変わりません。通勤中や炊事中など、なるべく意識して正しい姿勢を作れるよう気を付けています。長年の癖を変えていく事は、本当に難しいです。
だからこそ、生徒さんにも「最初から出来なくてもいい、意識が大事」とお伝えするようにしています。無理、と最初から諦めたら何も変わりませんからね。
階段を一段一段のぼるように、積み重ねて変えていきましょう。
写真は養成コース中のもの。スウェイしているせいで、スウェットのヒップ下部分にシワが入っていますね。とほほ…(;_;)
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