PMDD
先日、この言葉を初めて知りました。
Premenstrual Dysphoric Disorder の略で、『月経前不快気分障害』というそうです。
PMS(Premenstrual Syndrome、月経前症候群)は、今では認知度も高まっていると思います。
PMDD は、PMSと似ているが、PMSよりも重度であり、精神的な症状がより強く現れて日常生活に大きく影響してしまう、とのこと。
私もPMSに苦しみ続けた一人です。
そして、更年期を迎えた今、激しい気分の浮き沈みは辛いけど当たり前の症状だと思っていました。
そして先日。
ちょうど発表会前で忙しく、しばらく来なかった生理が発表会前にまた立て続けに来てしまい、その影響で体に負担もかかり、加えて私にとって難しい振付を踊り切れるかどうかというプレッシャーもあり、発表会前にも関わらず、かなりの不安感に襲われていました。
発表会に関して不安に思うことをYuki先生や友人に相談もしましたが、完全に雲が晴れるという気持ちには残念ながらならず、これはもう更年期だから放っておくしかないと思っていました。
が、そんな時、たまたま目に入った記事が、このPMDDに関するものでした。
私は病院で診断を受けた訳ではないため自己判断ですが、当てはまっていると思いました。そして、この記事を見て安心できました。
なぜなら、あの時の精神状態は、ほとんど鬱と同じ状態だったからです。(告白しますと、私は抑うつ症状の経験者です。)
鬱状態に陥ると、周りが見えなくなり、絶望感や無力感に襲われます。ちょっとしたことで涙が勝手に出てきます。そして、こんな自分に更に絶望し、より落ち込むという、完全なる負のループ…。
これが、自分のせいではなくPMDD という症状であると分かった瞬間、その負のループから解き放たれ、絶望感からも解放されました。
また、生理が来れば、このPMDD の症状も自然となくなり、普段通りの生活を送れます。
今回は、幸いにも発表会直前に生理が来て精神的な明るさを取り戻すことができたので、体はヘロヘロでも無事に発表会を乗り切ることができました。
人々を悩ます様々な症状に対し、全て答えが見付かるわけではないと思います。
私も検索した訳ではなく、偶然にもネットサーフィン中に答えに出会えたのでラッキーだったと思います。
ここで、こうして長々と自分の事を書いたのは、「もし、これが誰かの悩みの手助けになったらいいな」という気持ちからです。
一人でも多くの人が元気に過ごしていけますように…。
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